なぜ、海外FX業者はゼロカット(追証なし)ができて、日本の国内FX業者はゼロカットできないのですか?
なぜ、海外FX業者はゼロカット(追証なし)ができて、日本の国内FX業者はゼロカットできないのですか? 目次
日本の国内FX業者がゼロカットできない理由
- 海外FX口座に10万円を入金して、ハイレバレッジ取引をした
- 急に価格が下落したため、 残高が-100万円 になった
- ゼロカット対応の海外FX口座だったので、すぐに残高が0円に戻った
日本の国内FX業者は金融商品取引法という法律でゼロカットが禁止されているため、ゼロカットができない 様になっています。
“第三十八条の二 金融商品取引業者等は、その行う投資助言・代理業又は投資運用業に関して、次に掲げる行為をしてはならない。
二 顧客を勧誘するに際し、顧客に対して、損失の全部又は一部を補てんする旨を約束する行為( 損失補塡等の禁止 )
第三十九条 金融商品取引業者等は、次に掲げる行為をしてはならない。
三 有価証券売買取引等につき、当該有価証券等について生じた 顧客の損失の全部若しくは一部を補塡 し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため、当該顧客又は第三者に対し、財産上の利益を提供し、又は第三者に提供させる行為”
– 日本の金融商品取引法
金融の世界では、日本の法律は世界で最も厳しい。次にイギリス
海外FX業者がゼロカットする目的 – ゼロカット義務化の法律
一部の国や地域の金融ライセンスではレバレッジ規制をしないかわりに、トレーダーが借金リスクゼロとなるゼロカットを義務付けている ところがあります。
そのため、ゼロカットにこだわるトレーダーは、キプロス共和国で金融ライセンス CySECを持っている海外FX業者を選ぶとよいです。
キプロスのルールがキプロス以外の国や地域に住んでいるトレーダーに適応されるとは限りませんが、基本的には全世界で同じ取引環境・取引条件を提供しています。
海外ではゼロカットではなく、ネガティブ・バランス・プロテクション
海外FX業者のゼロカットという名称で普及した損失補填のルールは、正式にはNegative Balance Protectionと呼ばれます。
Negative Balance Protectionの発音はネガティブ・バランス・プロテクションで、省略してNBPと書かれます。
Negative Balance Protectionは直訳すると、マイナス残高保護となります。
海外FX業者がゼロカットできる理由 – デメリットよりメリットが大きい
ゼロカットをすると売り上げがあがる理由は、 トレーダーが取引をするたびに海外FX業者が儲かる仕組みだから です。
- スプレッド・・・海外FX業者の利益が数ピップ上乗せされている
- 取引手数料・・・海外FX業者に支払われる売買手数料
日本の国内FX業者と海外FX業者では、儲けのカラクリが違う
反対に、日本の国内FX業者はスプレッドへのマークアップをしないで、かつ取引手数料を無料にすることによって、安い取引コストを目指しています。
STPの海外FX業者 | ECNの海外FX業者 | OTCの国内FX業者 | |
---|---|---|---|
スプレッド | マークアップされて広い | マークアップなしで狭い | マークアップなしで狭い |
取引手数料 | 手数料無料 | 取引ごとに発生 | 手数料無料 |
追証 | ゼロカットで追証なし | ゼロカットで追証なし | 支払い発生 |
FX業者の利益 | スプレッドのマークアップ | 取引手数料 | トレーダーが失った資産 |
日本の国内FX業者で流行っているゼロカットの代替手段「100%ロスカット」
そこで近年、国内FX業者ではゼロカットの代替として100%が証拠金維持率になったらロスカットする取引環境・取引条件が流行しています。
海外FX業者と国内FX業者で違う追証の意味
まだ取引口座に資金が残っていてもマージンコールレベルに達すると、国内FX業者はトレーダーに継続して取引をするためには追加入金を命じます。
この マージンコールが発生した際に支払う資金が、国内FXの追証 です。
そして、 国内FXでマイナス残高を0円に戻すために支払う資金を、損失補填といいます 。
しかし、海外FXで使う追証とは、証拠金が不足しているから追加する証拠金の意味ではありません。
海外FXの追証とは、マイナス残高時に損失補填のために支払う借金のこと です。
そもそも、なぜマイナス残高が発生するのか?
- マージンコールとは、証拠金不足を通知するアラーム。追加入金が必要な状態を指す
- ロスカットとは、強制決済のこと。いま以上の損失拡大を防ぐ目的
ボラティリティが高い相場では、必ずロスカットレベルで強制決済されるとは限りません 。
強制決済をしても、場合によって約定できずに残高4,000円や 0円以下のマイナス残高にまで滑ることがあります 。
海外FXのゼロカットでは、ボーナス消滅などに注意
Posted by Kuze Makoto
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1985年生まれ。日本国籍。イギリス育ち。 海外FXの”追証なし”のゼロカットシステムとは 前職は、海外FX業者のディーラー業務。現在は、Vermillion Limited COO。 年に数回、イギリスとキプロス、日本を移動しています。 ご連絡は、Twitterなどでお気軽に(DM解放しています)。
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追証なしの国内FX業者を探している人に読んでほしい記事 ~ FX
二 有価証券売買取引等につき、自己又は第三者が当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため当該顧客又は第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該顧客又はその指定した者に対し、申し込み、若しくは約束し、又は第三者に申し込ませ、若しくは約束させる行為
三 有価証券売買取引等につき、当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため、当該顧客又は第三者に対し、財産上の利益を提供し、又は第三者に提供させる行為
海外FX業者が「追証なし」にする理由
海外FXでは上述のように法律上の規制がないため「追証なし&ゼロカットシステム」が可能になります。しかし特にゼロカットシステムがあることで、 ユーザーが追うはずだった損失をFX業者が負う わけです。ではなぜわざわざこのような仕組みを採用しているのでしょう?その理由は2つ考えられます。
NDD方式は取引ごとに発生するスプレッドが大きな利益になります。つまり トレーダーの取引回数が増えれば増えるほど、海外FX業者の利益が増えることにつながるため、トレーダーに退場することなくずっと取引を続けてもらいたい という意図があるのです。
2つ目の理由は、 海外FXの”追証なし”のゼロカットシステムとは 海外FXの”追証なし”のゼロカットシステムとは そもそも「残高がマイナスになる」可能性が低いから です。FXは国内も海外も必ずロスカット制度があり、含み損が増えれば自動的に強制決済されます。よって資金がマイナスになるケースはほとんどありません。
海外FX業者と国内FX業者のメリット・デメリットの比較
海外FX業者のメリット ゼロカットシステム(追証なし)があるため、借金を背負うリスクがない 高いレバレッジで取引ができ、業者によっては1000倍を提供 NDD方式を採用している業者が多く取引の透明性が高い 金額の大きい入金ボーナスを採用している業者があり、少額資金でも大きな取引が可能 取引プラットフォームはMT4を採用している> 海外FXの”追証なし”のゼロカットシステムとは 通貨ペアが国内FX業者より圧倒的に多く、マニアックな通貨ペアやCFD(日経225など)も取引可能 海外FX業者のデメリット 金融ライセンスがない業者もあり、信頼性に欠ける業者もある NDD方式が多いため、国内FX業者と比較するとスプレッドが広め(低スプレッド口座も用意している業者もあるが別途手数料を取られる) FX口座への入金が手間な業者もあり、出金は海外送金のためコストが高くなる 個人口座の税金は雑所得の扱いになるので利益を大きく出してしまうと税率が高くなる。税制上の控除や損益通算不可(法人口座は除く)
国内FX業者のメリット 出金トラブルがなく信託保全が万全である スプレッドが非常に狭いため取引が有利になる 税金が分離課税扱いのためどれだけ利益を出しても一律20.315%の税率になる 3年間の繰越控除が利用可能 他の金融商品と損益を合算できる損益通算 国内FX業者のデメリット 損失が証拠金を超える可能性がある(=借金) レバレッジ規制があり、レバレッジ25倍までの取引しかできない スキャルピングトレードを禁止している業者もある 取引ソフトが各社によって異なるため操作を覚えるのが手間になることも
海外FXは「追証なし」かつ「ハイレバレッジ」だから価値がある!「追証なし」のトレード活用法とは?
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重要なお知らせ: CHFに関する最新情報 大切なお客様、 スイス国立銀行がEUR/CHFの上限撤廃の決定したことよって引き起こされた最近の市場での非常に大きな値動きによって、XMはスイス国立銀行による大混乱の影響は受けての暴落の影響は受けていないことをお客様に保証致します。
XMは常にマイナス残高の自動的な保護を提供していることをお客様に再度ご案内申し上げます。 当社は、この度のEURCHF通貨ペアの異例な値動き等の混乱時には、特にお客様に対する当社の忠誠心の現れとして、こちらのマイナス残高の自動的な保護を継続していく所存です。 先週中にマイナス口座残高が発生した全てのお客様は、当社の評判と強みへのお約束を果たす為に、マイナス残高が起こりうる他のケース同様に、それらのマイナス残高は既にリセットされています。
=====================
- 国内FX業者が採用している取引システム:DD(OCN・店頭・相対)取引
- 海外FX業者が採用している取引システム:NDD(STP・ECN)取引
国内FX業者は、投資家の注文を「呑む」形の相対取引を採用しているため
海外FX業者は、投資家の注文を100%自動的にインターバンク市場に流すNDD取引を採用しているため
- レバレッジが大きい分それだけ追証による借金リスクが増大してしまう
- ハイレバレッジトレードができる
- 追証による口座のマイナス残高はFX業者の負担で投資家の借金にはならない
FXトレードに限らず、投資で勝つためには「損失を限定すること」が重要です。損切ラインを設定してFXトレードをする投資家が多いのも「損失を限定したい」からです。
追証なし?海外FXのゼロカットシステムとは?メリットやリスクをご紹介!
送る
FXを始めたばかりだと、海外FXに追証がないことやゼロカットシステムを知らないという方も多いのではないでしょうか?
一般的に海外FXには追証がないので、FXで借金をする心配はないと言われていますが、リスクはないのか気になりますよね。
FXの追証とは?
追証(おいしょう)とは「 追加証拠金 」の略です。
口座残高を超えるほどの大きな損失が出たり、FX業者が定める証拠金維持率を下回ったりした場合は、追加で証拠金を入金しなければなりません。
追証が発生する主な原因として考えられるのは、レバレッジ取引です。
レバレッジは、元の資金の何倍もの金額で取引できるのでFXの魅力の一つですが、 追証が発生するリスクがあることも覚えておく必要があります。
国内FXでは、金融庁によって定められた法律により、追証があるので注意しましょう。
海外FXのゼロカットシステムとは?
ゼロカットシステムとは、為替相場の急激な変動によりロスカットが間に合わず、損失が発生した時に、FX業者が損失分を負担してくれるシステムです。
マイナス残高になったとしても、それをゼロに戻してくれる ので、追証になることがなく借金になることもありません。
海外FXではほとんど全ての業者が 「追証なしのゼロカットシステム」を採用 しています。
海外FXのゼロカットシステムのメリットは?
1.追証のリスクがない
ゼロカットシステムの一番のメリットは、 追証のリスクがないこと です。
<例:10万円の証拠金で、急激に相場が変動して、ロスカットが間に合わず損失が20万円になったと場合>
-
追証がある国内FX業者
→証拠金の10万円と追証分の10万円で 20万円の損失
2.ハイレバレッジ取引ができる
レバレッジを使った取引では、取引に必要な証拠金が少なくて済みます。
ゼロカットシステムが導入されている場合、口座の残高以上の損失を負うことはありません。
損失の上限が決められているので、リスクを恐れずにハイレバレッジ取引を行うことができます。
海外FXがゼロカットシステムを採用する理由は?
ゼロカットシステムは顧客にとっては助かるシステムですが、その分、海外FX業者はマイナス残高を負担することになります。
理由は、 ゼロカットの負担以上のメリットがある からです。
しかし、 ゼロカットシステムがあることで、顧客は安心してハイレバレッジ取引ができる 海外FXの”追証なし”のゼロカットシステムとは というわけです。
そのため、 海外FX業者は、取引手数料を多く受け取ることができます。
このような理由で、海外FX業者はゼロカットシステムを導入しています。
海外FXのゼロカットのリスクは?
国内FX業者は追証があるため、最悪の場合は自己破産するリスクがあります。
1.口座を凍結されてしまう可能性がある
ゼロカットシステムを利用した取引には、 業者間両建てという手法 があります。
業者間両建てとは 「大きく相場が動く際に(大統領選挙など)、別の業者で両建てをして利益を得る」という手法 です。
FX業者では、業者や口座をまたいで両建て取引をすることは禁止されています。
そのため、 ポジションが両建てになっていないか注意してトレードしましょう。
2.業者が約束を破り追証を課す可能性もある
例えば「スイスフランショック」の際に、FX業者で損益が補填できず、追証を払うように公式HPでアナウンスした業者がありました。
このように、 当初の約束を守らない業者もあるので注意が必要 です。
様々な海外FX業者が存在するので、FX業者は慎重に選びましょう。
「追証なし?海外FXのゼロカットシステムとは?メリットやリスクをご紹介! 」のまとめ
海外FXのゼロカットシステムとは、 海外FXの”追証なし”のゼロカットシステムとは 為替相場の急激な変動によりロスカットが間に合わず、損失が発生した時に、FX業者が損失分を負担してくれるシステム です。
海外FX業者でトレードする際は、ゼロカットシステムのメリットやリスクをよく理解した上で、信頼できるFX業者を選んでいきましょう。
海外FXの追証なしゼロカットを徹底解説!ハイレバのメリットを最大限に享受できリスクを限定する魅力のシステム
海外FXの基礎知識
しかし海外FXにはそんな不安を払拭してくれる「ゼロカットシステム」が存在します。これは万が一口座残高よりも損失が大きくなってしまった場合に、海外FX業者が損失分を補てんするという仕組みですね。つまり ゼロカットシステムを採用しているFX業者を利用すれば、口座残高以上の損失を出すことはない というわけです。
FXには潜在的なリスクがある
しかし結論から言えば、 海外FXを利用する上ではこのような借金を背負うリスクはありません。
強制ロスカットだけでは不十分な理由
- パターン1 週末のFX業者が営業していないとき
- パターン2 相場が数百Pips変動して、FX業者の注文処理ができなくなった時。
パターン1については、通称“窓”と呼ばれており、週末の終値と月曜日の始値が大きく開いてしまう現象ですね。強制ロスカットが作動するのは、FX業者が営業している時間のみですので、 週末には作動しません。 そのため、月曜日に「口座残高>含み損」となっているとマイナス残高、つまり追証が発生します。
画像1 過去の大暴落相場
追証(おいしょう)とは
追証が発生すると、トレーダーのもとには「マイナスとなっている口座に追加証拠金=追証を入金してください。」というメールが来ます。
追証=借金扱いとなる
一方、トレーダーは、追証金をFX会社に支払う義務を背負う債務者です。つまりトレーダーは 追証が発生した時点で、FX会社に対して借金を抱えている状態になります。
いつ、ロスカットが間に合わない事態が生じるかというのはもちろん誰にも分かりません。これがいわゆる FX取引における“潜在的な”リスク ですね。
海外FXのゼロカットシステムはリスクを限定する仕組み
ゼロカットシステムとは
ゼロカットシステムとは簡単に言えば 「マイナスとなった口座残高を0にする仕組み」 のこと。つまり、トレーダーの借金を帳消しにしてくれる制度です。口座残高が10万でも100万でも何千万という単位になってしまったとしても、海外FX業者が実質的に帳消しにしてくれるというわけですね。
こう聞くと「何か、デメリットが隠されているのではないか」と、不安に思う人もいるかもしれません。しかし、心配は不要です。このゼロカットについては 全くデメリットはありません。
なぜ、ここまで海外FX業者がするのか。それは 海外FXの”追証なし”のゼロカットシステムとは 「トレーダーに、大きなポジションでどんどん取引をしてもらうため」 といわれています。海外FX業者はNDD取引を採用しているため、その利益は“スプレッド(売りと買いの差額)”です。つまりポジションが大きくなればなるほど、FX業者の利益も大きくなっていくというわけです。ここで「FX取引でマイナス口座になって借金を背負ってしまったらどうしよう」とトレーダーが萎縮してしまっては、FX業者としても利益を生むことができなくなってしまいます。
ゼロカットシステムはFXのリスクを限定する
上記の画像からもわかるように、 ゼロカットシステムを採用している海外FX業者の最大リスクは口座残高まで です。つまり、口座に入金した資金がなくなるリスクはあっても、それ以上の損失となる“潜在的なリスク”はないということですね。
国内業者でゼロカットシステムはない
なぜなら、 日本の法律ではトレーダーの損失補てんの禁止が定められているため ですね。具体的には下記の証券取引法により定められています。
証券取引法42条の2(損失補てんの禁止等)
- 事前の損失補填又は利益追加の約束・申し込み(同項1号)
- 事後の損失補填又は利益追加の約束・申し込み(同項2号)
- 事後の損失補填行為又は利益追加行為(同項3号)
これにより今のところ、国内業者でゼロカットシステムを提供している業者はありません。 ゼロカットシステムを導入しようとしても、法律を遵守しなければいけないためできないのです。また、国内FXの仕組みであるDD取引と、25倍までに制限されている最大レバレッジのため、追証をカバーしてしまうと会社自体の存続が危うくなってしまうという問題もありますね。
信頼性の高い海外FX業者を選ぶポイント
本当にゼロカットを実施したかを確かめる
突然の大暴落となった2015年のスイスフランショック。国内FX業者を利用していたトレーダーの中にも多額の負債を抱えてしまう人があふれかえる中、XMを利用していた人は口座残高以上の損失となりませんでした。つまり、XMを利用していれば借金を背負うこともなく リスクが限定されていたと言えます 。
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