海外FX分析・手法、フィボナッチ・リトレースメントの使い方
フィボナッチ比率を使ったトレード手法はたくさんありますが、その中でもフィボナッチ・リトレースメントという手法がおすすめです。
最も多くのトレーダーが使用している代表的なツールであるため、フィボナッチ・リトレースメントのサポートライン、レジスタンスラインになるポイントは多くの投資家が見ていて売買の節目になることが多いからです。
つまり、 フィボナッチ・リトレースメントのポイントを抑えておけば、トレード戦略が立てやすくなることを意味します 。
具体的には、天井(高値)から底(安値)、底から天井までの値幅を100%として、そこから次にくる戻りや押し目のレベルを予測して目標値として考えていきます。
MT4では、フィボナッチ・リトレースメントを簡単に引くことができるので、目標値を視覚的に捉えることができますので、MT4の使える海外FXを使うとフィボナッチを活かしたトレードをおこないやすくなります。
海外FXのMT4でフィボナッチのラインを引く方法
MT4起動後、フィボナッチラインを引く
まずはMT4を起動させ、MT4のメニューバーにある点線と小さなFの文字のあるボタンをクリックします。
フィボナッチのラインの引き方
今回はUSD/JPYで、直近の安値Aと高値Bをメニューバーのフィボナッチの線で引いただけですが、 どんな場合でも基本的にはそのトレンドの高値安値を見つけて設定されているラインを引くだけなので簡単にフィボナッチのラインを引くことができます。
フィボナッチの比率がサポート・レジスタンスラインになる
フィボナッチラインは正確に引こうとしない
フィボナッチを引くとき、起点をローソク足のヒゲに合わせるのか、それとも実体に合わせるか、最初は迷ってしまいます。
これは正解はありませんので、最初から正確なフィボナッチを引こうとは考えずに、最初は自分のルールを作って引いてみてください。
ここで引く順番のルールを自分で決めていくのです。
ある日にヒゲと実体を結んで引いた、次の日は実体と実体にしてみるなど、ルールを定めないまま毎回引いてしまうと本当にフィボナッチが機能するかしないのかがよくわからず、トレードに自信がもてなくなります。 フィボナッチリトレースメントの手法と引き方
そこで、まずは 「必ずヒゲを起点にしてフィボナッチを引く」というようにルールを定めておく と良いのです。
そして毎回そのルールを統一させておきます。統一させておくことで、そのルールで引いたフィボナッチが機能しているかどうかの判断がしやすくなるのです。
フィボナッチの効果的な使い方を解説
強いトレンドは23.6%、38.2%が押し目
上の画像の押し目となったフィボナッチは23.6%です。
トレンドが強い場合、23.6%と38.2%が押し目となってさらにトレンドが継続することが多いので、覚えておくと便利です。
これは、一時的に下落してしまったとしても、早い段階で再度買い注文が入り始めます。
するとトレーダーの心理として、買いそびれはしたくないと思い、高い確率で早めの押し目買いが入ります。
50.0%まで下落せずに浅い押し目で伸びるのには、そのようなトレンドによる投資家の心理状態も現れています。
長い時間軸ほど多くのトレーダーが確認している
時間軸を変えて、同じ100本分のローソク足を見るとします。
そうすると、日足では100日分ですが、1分足だと1時間半分になります。 フィボナッチリトレースメントの手法と引き方
同じチャートの場面のどちらがより多くのトレーダーが見ているのかというと、日足の方です。
これは、トレンド期間の短い1分足よりも、日足でトレンドが出ている箇所をフィボナッチで見ようする人が多いことを意味しています。
そのため、時間軸が長くなるほど、同じトレンドが見られる回数が増え、また、チャート形成にも時間がかかります。
つまり、 長い時間のローソク足になればそれだけ押し目や戻り等を意識しているトレーダーが多いということになるため、フィボナッチのラインで押し目、戻りになることが多くなる傾向にあります。
50.0%と61.8%まで反転したらトレンド転換
ここからトレンドが継続すると考えるトレーダーがいる一方で、半分(50.0%)まで反転したからトレンドが転換すると見るトレーダーも増えていきます。
また、 61.8%まで下落(上昇)すると、そこからトレンドを再開させて高値(安値)を簡単にはブレイクしなくなります。
そのため、フィボナッチの50.0%、61.8%まできたときは、トレンド転換の可能性が高くなるのです。
上記の画像を見てみると、50.0%のラインで何回か押し戻されたあと、安値を出しています。
その後、反転し、再び50.0%のラインまで一気に上昇し、越えていきました。
ここでトレンドの転換となっているとみることができます。
その後も一度高値を記録し下がってきますが、61.8%のラインで止まり、また上昇して前の高値を越えて、再び高値を記録しました。
このように、50.0%や61.8%のラインの越えると、トレンド転換となり、簡単には反転しなくなる可能性が高くなります。
経済指標や要人発言時のフィボナッチの使い方
多くのトレーダーに見られているという意味では、経済指標時、要人発言などの、時間が決まっていて大きな値動きの出るタイミングがあるときは、誰もがその時間帯に注目しています。
そしてその時間帯になると多くのトレーダーが同じチャートを見ているということになり、 フィボナッチリトレースメントの手法と引き方 短時間でもフィボナッチが強く意識される ことになります。
たとえ1分足でも、このようなタイミングではフィボナッチが強くなるのです。
フィボナッチ数で相場転換日を予想
上記ではフィボナッチ比率のラインでの活用方法を紹介してきました。
同様に、フィボナッチ数でも相場の転換を予測することができます。
しかし、多少数字が前後する場合もあるため、一概にすべてフィボナッチで予想はできませんので、他の分析方法などと組み合わせて使用することで、よりトレードの精度が上昇していきます。
米ドル/円の日足チャートを見ながら、どういうことか説明していきます。
2017年5月10日に高値を記録していますが、5月9日(高値A)から数えると、89日に最安値になりました。
実際は5月10日からなので、90日ですが、それでもフィボナッチ数「89」に近い数値で高値から安値の波が形成されています。
21はフィボナッチ数です。
つまり、フィボナッチ数で数えていき、例えば55日後のXデーに大統領選挙があるとか、何か重大なイベントが起こるとします。
そのようなときにこのフィボナッチ数で日柄を予測します。
実際に、その予測日がXデーと重なるようなときは、その日が転換点になる可能性が高いと考えることができます。
常にピタリとフィボナッチ数に当てはまるというわけではなく、それに近い数値でも同じような現象(画像で紹介したのは「89日 → 90日」や「21日 → 22日」など)がおこることがありますので、その辺りは臨機応変に考えていきます。
【フィボナッチの使い方まとめ】FXで使えるフィボナッチ手法と正しい引き方と使い方
トレンドはトレンド方向に向かう「主流の流れ」とトレンド方向とは逆の向きに動く「調整の流れ」の2つで構成されています。
そのため、相場はトレンドが発生したときでも一直線に動くわけではなく調整の流れを挟んだ「戻り」の動きを繰り返しながら動いていきます。
このとき 「どの数値まで戻してくれればちょうど良い押し目・戻し目になるか?。」
「押し目・戻し目の深さが超重要です!。」
フィボナッチは「トレンド」が成立して初めて機能する フィボナッチリトレースメントの手法と引き方
フィボナッチは 「トレンドが成立して」 初めて機能するツールです。
「安値を切り上げたまま高値を切り上げたのか?。」
「高値を切り下げたまま安値を切り下げたのか?。」
「N字パターン」
そのため、フィボナッチを引くときは N字のチャートパターンを基準に引くこと が基本です。
フィボナッチリトレースメントとは?使い方とエントリー手法
フィボナッチリトレースメントとは?
フィボナッチには「0」から順に「23.6」「38.2」「50」「61.8」「100」の数値のラインが並んでいます。
これらの数値の意味は 「押し目・戻し目の深さ」 であり、数値が大きくなるほど押し目・戻し目は深いものと考えます。
この押し戻しの深さを推し量るのが 「フィボナッチリトレースメント」 です。
フィボナッチリトレースメントを使ったちょうど良い押し目・戻し目
ベストな数値は 「38.2」と「50.0.」
直近高値・安値は押し目・戻し目を付けた時、大勢の投資家が割安感・割高感を感じて売買注文を出してきやすいポイントです。
初めてでも勝ちやすいFX手法のおススメの作り方!勝率UPのエントリーの基本まとめ 勝てるトレード手法まとめ!FX初心者におススメの簡単エントリータイミングの作り方 FX初心者でも勝ちやすいエントリーの方法とは.
フィボナッチエクスパンションとは?引き方と具体的な使い方
エクスパンションとは?基本的な使い方と正しい引き方
フィボナッチ・エクスパンションはトレンド成立後、押し目・戻し目の調整の流れから主流の流れに戻って伸び始めたとき 「その伸びがどこまで伸びてくれるのか?」 を示してくれるテクニカルです。
具体的には、調整前のトレンドの値幅に対して、調整後のトレンドの値幅を 61.8%、100.0%、161.8% として、目標ラインを示してくれます。
このフィボナッチ・エクスパンションを使うタイミングは、最初にトレンドが発生した後、 調整の押し目・戻し目が入り、反転して再び主流の流れに戻る動きが発生したタイミングです。
利益確定はトレンドラインと組み合わせる
よって、利益確定をする場合は 「トレンドライン」 と組み合わせて判断することが基本です。
MT4でのフィボナッチエクスパンションの使い方
MT4をお使いの場合は画面左上の「挿入」→「フィボナッチ」→「エクスパンション」で使用することが出来ます。
使い方はN字パターンを基準に起点となる下限とN字の頂点である上限に引いていき、起点を決めたら、ドラッグしたままN字の頂点部分までマウスを引っ張ります。
フィボナッチでFXを攻略!相場で意識される理由、引き方から使い方まで徹底解説
インジケーター解説
みなさん、こんにちは!生まれ変わってもきっとニート、ORZ(おつ)です(・∀・)
今回はみんな大好き フィボナッチリトレースメント について解説していきます。
FXではフィボナッチ系のツールが5種類くらいありますが、中でも群を抜いて使われてるのがこの フィボナッチリトレースメント です。FX界隈でフィボナッチといえば フィボナッチリトレースメント のことだと思ってまず間違いありませぬ。
さっそくフィボナッチリトレースメントとはなにかを超ざっくり説明すると、
「人が意識しやすい反発ポイントの候補をいくつか挙げてくれるツール」 です。
2点を結んで線を引くだけで、反発の起こりやすいラインを表示してくれるため、 初心者の方でも比較的とっつきやすい 部類のツールかと思います。
しかし多くの方は、フィボナッチを 使うべき相場を理解せずに 使ってしまってたり、フィボナッチを 過信してそれだけを根拠に トレードしてしまってる、という点に問題を感じることもしばしば(・∀・;)
どんなツールも 使うのに適した相場・適さない相場がありますし、万能ではない のでそれ一本で勝ち続けるのは正直キビシイでしょう。
- これからフィボナッチを使ってトレードしてみたい
- フィボナッチを使ってみたもののなかなか勝てない
という方に向けて、 フィボナッチの概要〜使いどころ、他のインジケーターと組み合わせた実戦的な使い方 まで、自分の持てる知識を余すところ無くお伝えしていきます(`・ω・´)ゞ
こちらの動画をご覧になってから読み進めていただくと、理解しやすいかと思います٩( ‘ω’ )و
まずはフィボナッチ数について知ろう!
つまり フィボナッチリトレースメント は 「フィボナッチ数に基づいて、反発の起こりやすいポイントを示唆するツール」 ということになります。
より深く理解するためにも「フィボナッチ数」のことを軽く知っておきましょう٩( ‘ω’ )و
「フィボナッチ数」について軽く説明♪
フィボナッチ数は 隣り合う数字を足すと次の数字になる ような数列です↓
1個前の数字で割り算すると段々と 1.618 という数値に収束していきます。
この1.618というのはいわゆる 黄金比 というもので、 人が本能的に美しいと感じる比率 なんだそうな。
んで、 フィボナッチリトレースメントの手法と引き方 黄金比 の親戚みたいな存在として フィボナッチ比率 というのがあるんですが、、、
フィボナッチ数において1個後の数字、2個後の数字、3個後の数字で割り算をすると、それぞれ 0.618、0.382、0.236 といった数値に収束していきます。
これまた人が本能的に美しいと感じる比率で、それをFXで利用するためのツールが フィボナッチリトレースメント ってわけなのです。
なぜフィボナッチが相場で意識されるのか?
人が売り買い、すなわち人が行動するからにはそこには本能的な影響も少なからずあるはずで、前述のとおりフィボナッチ比率は人が本能的に美しさを感じるため、 相場でも自然とフィボナッチ比率のポイントに売り買いが集まりやすくなり 、結果的に意識されやすいと言えるのではないかと思います。
また、それだけではなく 「フィボナッチ比率が意識される」という認識が広まったことにより、フィボナッチ比率を意識的に利用してトレードする人が増えた ことも、よりいっそうフィボナッチ比率が意識されることに繋がってるのではないかと思います。
フィボナッチの使い方を解説
“使い方”と一口に言っても、そもそもの フィボナッチの使いどころ 、 フィボナッチの引き方 、 実践での使い方 と段階的に分けて説明したほうが理解しやすいと思うので、順を追って解説していっきま〜す♪
フィボナッチの使いどころは?
結論から言うとORZ的には トレンド相場 や トレンド転換 では使えますが、 レンジ相場 では使うメリットが無いと考えてます(・∀・)
フィボナッチの引き方は?
フィボナッチの引き方については 上昇トレンド であれば 安値 → 高値 、 下降トレンド であれば 高値 → 安値 の2点を結べばOKです♪
ちなみに「ヒゲを結ぶ」のか「実体を結ぶ」のか気にする方もけっこーいらっしゃいますが、ぶっちゃけどっちでも大丈夫です!迷ったらとりあえず ヒゲ同士 を結んであげましょう。
んで、パッと見で 意識されてるラインとズレるようなら微調整 してあげればおkです。
左図のようにヒゲ同士結んだものの、実際に反発が起きてるポイントからズレてしまっていると精度良くトレードできないですよね!こういった場合は適宜調整して、意識されてるラインを見誤らないように気をつけましょう٩( ‘ω’ )و
フィボナッチの実践的な使い方やいかに?
①トレンド相場で使うパターン
上昇トレンドなので 安値 → 高値 方向へと線を引っ張りますと・・・
23.6のラインがMA50といい感じにクロスしとります!
今回の上昇トレンドは特別MA50が意識されてるというわけではないので、 MA50だけを根拠に仕掛けるのはちとリスクが高そう。。。
という2つの根拠が揃うポイントなら、抵抗帯としてかなり堅そう。そのため、ここで反発が確認できたら 押し目買いエントリー という戦略が立てられるわけです(・∀・)!
②トレンド転換で使うパターン
過去の値動きに注目してみると反発しているポイントもあるため、再度抵抗帯として機能する可能性があります。ここでの反発が確認できたら 売りポジションを持つ というエントリー戦略を立てるってわけですな(・∀・)!
23.6のラインを突破したら次は38.2まで特に抵抗もないですし、短期的には上昇トレンドを形成してるので、38.2までの 短期押し目買いトレード を狙うといった戦略が思い浮かびます♪
この相場では最終的に50.0のラインまで伸びていたので、 23.6→38.2 と 38.2→50.0 の2回ほど短期トレードが狙えたことになりますが、転換点から遠くなるほど戻る可能性は低くなりますし、23.6から38.2が値幅的にもちょい多く取れるので、狙うなら 23.6→38.2がORZ的にはオススメ です(・∀・)
フィボナッチエクスパンションの使い方!上級者の引き方と数値設定
お悩みトレーダー
フィボナッチ?
エクスパンション?
何それ?
メンター
それでは、今日は、 フィボナッチエクスパンションの基本的な使い方 から、
あまり知られていないプロが使う応用的な使い方 まで、すべて教えてあげましょう!
その 決済ポイントの目安で使えるツールが、フィボナッチエクスパンション です。
つまり、フィボナッチエクスパンションは、かなり使えるということです!
フィボナッチエクスパンションの使い方をマスターすることで、 未来のサポート・レジスタンスをある程度予測できるようになります。
フィボナッチエクスパンションの反応を確認してみよう!
つまり、 フィボナッチエクスパンションを使わない手はないということです。
フィボナッチエクスパンションとは
特に、トレンドフォローの決済ポイントを探るには、フィボナッチエクスパンションは非常に有効です。
(※フィボナッチエクスパンションは、エントリーポイントの絞り込みにも利用できます。)
MT4のフィボナッチエクスパンションの引き方
手順①|フィボナッチエクスパンションを選択
手順②|起点となる安値から高値までクリックしたまま動かす
手順③|押し目(戻り目)を調整する
手順①|フィボナッチエクスパンションを選択
[①挿入]>[②フィボナッチ]>[エクスパンション]を選択してください。
手順②|起点となる安値から高値までクリックしたまま動かす
フィボナッチエクスパンションを選択したら、起点となる安値から高値まで、クリックしたままマウスを移動させます。
手順③|押し目(戻り目)を調整する
既に引かれたフィボナッチエクスパンションをダブルクリックします。
すると、フィボナッチエクスパンションが選択状態に入り、3点に小さな〇が表示されます。
次に、調整されていない3点目(一番右側)の〇を選択して、ドラッグしたまま押し目(戻り目)へ移動させます。
鉄板のフィボナッチエクスパンション数値設定は?
[①フィボナッチエクスパンションをダブルクリックで選択状態にする]>[②右クリック]>[③Expantionプロパティ]>[④追加]>[⑤レベル設定|説明を編集]
フィボナッチエクスパンションの基本的な利用手順
手順①|明らかなトレンドを見つける
手順②|押し目買い(戻り売り)でエントリーをする
手順③|エントリー後にフィボナッチエクスパンションを引いて決済ポイントを分析する
手順④|フィボナッチエクスパンションを参考に決済をする
手順①|明らかなトレンドを見つける
手順②|押し目買い(戻り売り)でエントリーをする
手順③|エントリー後にフィボナッチエクスパンションを引いて決済ポイントを分析する
手順④|フィボナッチエクスパンションを参考に決済をする
さて、次の項目では、 フィボナッチエクスパンションを利用している方でもあまり知られていない応用的な使い方を紹介します。 フィボナッチリトレースメントの手法と引き方
上級者は使っている!フィボナッチエクスパンションの応用的な利用方法
この内容をマスターすると、 エントリーポイントを厳選できるようになります。
また、 レンジ相場もピンポイントでエントリーできるようになります。
①フィボナッチエクスパンションの重複
②フィボナッチエクスパンションとフィボナッチリトレースメントのシンクロ
①フィボナッチエクスパンションの重複
フィボナッチエクスパンションの重複は、非常に強い抵抗帯になります。
フィボナッチエクスパンションの重複とは、それぞれ異なったスイングから引いたフィボナッチエクスパンションのレベルが重なることを言います。
ゴールド(GOLD/XAUUSD)におけるフィボナッチ手法
フィボナッチ手法で反発狙い|FX/GOLD/XAUUSD” width=”1356″ height=”フィボナッチリトレースメントの手法と引き方 763″ src=”https://www.youtube.com/embed/pk-IbbaTlH4?feature=oembed” frameborder=”0″ allow=”accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture” allowfullscreen>
フィボナッチとは
数学者から生まれた手法
正式名称はフィボナッチリトレースメント、またはフィボナッチエクスパンジョンという名称です。
今回の記事では リトレースメント(戻り) の方を取り上げて説明をしていきます。
黄金比を相場の波形にあてはめる
フィボナッチ数列と呼ばれるものがあり、 この比率で構成されたものが美しく見える という考え方があります。
これらの値が トレーダーが見ているチャートにも適用できる というのがフィボナッチリトレースメントです。
相場の波形が形成されているとき、次はどのあたりで反発するかを予測する際に 「このあたりまで来そう」 という無意識的な判断をトレーダーはしています。その 「このあたり」が上記の比率の数値に当てはまる可能性が高い ということです。
チャート実践編
実際にチャートでフィボナッチを適用してみましょう
右端の数字を見ると、先ほどの代表的な数値が記載されていることがわかります。
青い丸で2つの目立つ波形先端を結んだ際に、 次に反発しそうなエリアがおおよそこれらの代表値に集中 してきます。
これはゴールドトレードの経験則ですが、 「この値で反発しやすい」を順位付けするなら61.8>50.0>38.2 、となります。
私は上位2つのみを採用しているため、フィボナッチ利用時には23.6と38.2は表示させていません。
(設定の変更はチャート上のフィボナッチにて右クリック>プロパティで行えます)
また、反発が38.2あたりまでしか起こらないとき、その相場においては かなりトレンドが強いこと が予想できます。
このように黄金比を活用することで、このように反発しそうなエリアを、漠然とではなく、ある程度 目星をつけて狙いすます ことができます。
他のテクニカル指標との合流はねらい目
こちらの例は、フィボナッチ61.8にて反発が起こっているケースです。
青い丸の箇所に注目して頂きたく、61.8に位置するポイントで ちょうど期間200の移動平均線に触れています 。
このように、単に「フィボナッチで〇〇だから~」という根拠でエントリーをするというよりは、 ほかのテクニカル指標との合流がないか を確認することによってさらにエントリーの質が高まります。
水平線との相性が抜群
こちらは先ほどのフィボナッチリトレースメントの61.8の価格を水平線で延長させたものです。
一度フィボナッチの値にて反発した場合、 先の相場でも意識度が上がる傾向 があります。
「水平線は相場の波形を見てひくから当然」という意見もあると思います。
ですが、「単純に自分が相場波形を見て引いただけの水平線」と 「フィボナッチでも意識されたことを確認した水平線」 では、ダブルチェックが入った後者のほうが意識度が高くなりやすいことは事実です。
有名どころのテクニカル分析は水平線、トレンドライン、チャネルライン、移動平均線が多いですが、 フィボナッチもそれらに負けず劣らず機能します 。トレンド順張りの反発狙いにて、フィボナッチの考えを当てはめて勝率を高めましょう!
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