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フィボナッチエクスパンションの使い方と手法

フィボナッチエクスパンションの使い方と手法
さらに、ピラミッドやスフィンクスなど、人間が作ったとは思えない神秘的な建造物の構造に現れる比率も「フィボナッチ比率」になっているそうです。 フィボナッチエクスパンションの使い方と手法

FXをやるならフィボナッチを使いこなせ!!

ゆーしん

この手法はシンプルかつ相場の 『真理』 をついているので、相場の本質に沿った内容となっています。

チャート分析やトレード手法といったものは シンプル であればそれだけ応用性が上がります。

フィボナッチ手法の基本概要

フィボナッチ手法の全容と使う分析ツールを4つご紹介していきます。

  1. ダウ理論を使って狙うトレンドの方向性を決める
  2. フィボナッチリトレースメントを使ってエントリータイミングを計る
  3. フィボナッチエクスパンションとV計算値を使って利確目標値を決める

ダウ理論(狙うトレンドの方向性を決める)

ダウ理論の中でも最も使える 「ダウ転換」 を使います。

フィボナッチリトレースメント(エントリーに使う)

この手法では 61.フィボナッチエクスパンションの使い方と手法 8%までレートが戻ってきたらエントリー します。

フィボナッチリエクスパンション(利確の目安に使う)

今回利確で用いるのは FE100%と161.8% がメインになります。

V計算値 (利確の目安に使う)

早速フィボナッチ手法を実践

上記のようにまっさらなチャートに 『zigzag』 というインジケーターを入れると波の波形が分かりやすくなります。

【フィボナッチの使い方まとめ】FXで使えるフィボナッチ手法と正しい引き方と使い方

トレンドはトレンド方向に向かう「主流の流れ」とトレンド方向とは逆の向きに動く「調整の流れ」の2つで構成されています。

そのため、相場はトレンドが発生したときでも一直線に動くわけではなく調整の流れを挟んだ「戻り」の動きを繰り返しながら動いていきます。

このとき 「どの数値まで戻してくれればちょうど良い押し目・戻し目になるか?。」

「押し目・戻し目の深さが超重要です!。」

フィボナッチは「トレンド」が成立して初めて機能する

フィボナッチは 「トレンドが成立して」 初めて機能するツールです。

「安値を切り上げたまま高値を切り上げたのか?。」

「高値を切り下げたまま安値を切り下げたのか?。」

「N字パターン」

そのため、フィボナッチを引くときは N字のチャートパターンを基準に引くこと が基本です。

フィボナッチリトレースメントとは?使い方とエントリー手法

フィボナッチリトレースメントとは?

フィボナッチには「0」から順に「23.6」「38.2」「50」「61.8」「100」の数値のラインが並んでいます。

これらの数値の意味は 「押し目・戻し目の深さ」 であり、数値が大きくなるほど押し目・戻し目は深いものと考えます。

この押し戻しの深さを推し量るのが 「フィボナッチリトレースメント」 です。

フィボナッチリトレースメントを使ったちょうど良い押し目・戻し目

ベストな数値は 「38.2」と「50.0.」

直近高値・安値は押し目・戻し目を付けた時、大勢の投資家が割安感・割高感を感じて売買注文を出してきやすいポイントです。

初めてでも勝ちやすいFX手法のおススメの作り方!勝率UPのエントリーの基本まとめ 勝てるトレード手法まとめ!FX初心者におススメの簡単エントリータイミングの作り方 FX初心者でも勝ちやすいエントリーの方法とは.

フィボナッチエクスパンションとは?引き方と具体的な使い方

エクスパンションとは?基本的な使い方と正しい引き方

フィボナッチ・エクスパンションはトレンド成立後、押し目・戻し目の調整の流れから主流の流れに戻って伸び始めたとき 「その伸びがどこまで伸びてくれるのか?」 を示してくれるテクニカルです。

具体的には、調整前のトレンドの値幅に対して、調整後のトレンドの値幅を 61.8%、100.フィボナッチエクスパンションの使い方と手法 0%、161.8% として、目標ラインを示してくれます。

このフィボナッチ・エクスパンションを使うタイミングは、最初にトレンドが発生した後、 調整の押し目・戻し目が入り、反転して再び主流の流れに戻る動きが発生したタイミングです。

利益確定はトレンドラインと組み合わせる

よって、利益確定をする場合は 「トレンドライン」 と組み合わせて判断することが基本です。

MT4でのフィボナッチエクスパンションの使い方

MT4をお使いの場合は画面左上の「挿入」→「フィボナッチ」→「エクスパンション」で使用することが出来ます。

使い方はN字パターンを基準に起点となる下限とN字の頂点である上限に引いていき、起点を決めたら、ドラッグしたままN字の頂点部分までマウスを引っ張ります。

フィボナッチリトレースメントFXでの使い方とMT4での引き方解説

フィボナッチバナー

Fibonacci


上記がレオルド・フィボナッチ氏。(本名はレオナルド・ダ・ピサ)

fibonaccibook


フィボナッチに関しては、為替相場のみならず自然界の様々なところで使われる法則です。
児童書になるような広く認識されている自然界の法則です。

フィボナッチリトレースメントFXトレードでの使い方

フィボナッチ・リトレースメントは、「相場の重要な高値と安値」の2点を結んで引きます。
(重要な値ということは、「過去レジサポとして使われた高値・安値」を指します。)

このあたりのフィボナッチナンバーは、
FXチャート上でも不思議と価格帯が意識することが多く、
相場の転換点となる場合が多々見受けられます。

フィボeurusd30

以下はユーロドルの30分足です。(画像クリックで拡大できます)

上昇の起点と天井をフィボナッチリトレースメントで引くと、
天井価格からの戻りが、フィボ23.6%あたりまで戻していることがわかります。

フィボ38.2

以下はユーロドルの4時間足です。(クリックで拡大できます)

上昇の起点と天井をフィボナッチリトレースメントで引くと、
天井価格からの戻りが、まずフィボ23.6%あたりでもみ合い、
更にさげて38.2%タッチで反転上昇していることがわかります。

ポンドドルフィボ

以下はポンドドルの1時間足です。(クリックで拡大できます)

上昇の起点と天井をフィボナッチリトレースメントで引くと、
まず38.2%ラインまで戻し下落をしていき、
その後再上昇しての上ヒゲピンバーからの急下落。

このようにフィボナッチ比率の価格帯は意識されることが多く、
相場の転換点となる可能性としてトレードの根拠のひとつにできます。

  • チャートパターン・プライスアクションと組み合わせてトレード根拠にする
  • 価格の戻り目途を測って利益確定に使う

チャートパターン・プライスアクションと組み合わせて使う

フィボナッチ数列が相場の転換点として意識されることが多いので、
フィボナッチリトレースメントを使って予め転換点のメドをつけ、
トレードする根拠のひとつとして使っていく方法があります。

フィボナッチトレード1

以下のチャートはポンドドルの1時間足です。(クリックで拡大できます)

重要なレジスタンス越えて天井圏をつけて、下落。
レジサポ転換ラインを下抜けて、ショート狙いトレードを検討。

ポンドドルフィボナッチトレード2


フィボナッチ23.6%ラインでN字陽線つけてからの、包み足下落を確認してショートエントリー。

その後、このポンドドルのチャートは、
ちょうど38.2%ラインで反転上昇するも、再下落し、
最終的に61.8%ラインで下げ止まり反転上昇しました。

フィボナッチ検証


61.8%ラインで反転上昇して直近高値まで到達しています。

フィボ4時間足検証

以下はポンドドルの上記と同じ相場の4時間足です。

長期足のチャートを表示するとロウソク足が少なくなることで、
よりフィボナッチ数列がチャート上で意識されているのがわかります。

フィボナッチリトレースメントをトレード要素で使う場合は、
相場の転換点を予め想定することで、
トレードロジックが効きやすいポイントを探すのに役立ちます。

戻りを測って利益確定に使う

フィボリカクに使う

以下はポンドドルの1時間足チャートです。(画像クリックで大きくなります)

上昇トレンドが天井をつけて下降。

ポンドドルリカクに使うフィボ

以下はその後のポンドドルのチャート画像です。

最終的にフィボ61.8%まで下落しましたが、
その間に戻し上昇も入っているので、
フィボナッチ数列をメドにどこかで利食いをしてもいいかもしれません。

MT4でのフィボナッチリトレースメント引き方

  • 上昇トレンドの時は、山の最安値と天井値でフィボを引きます。
  • 下降トレンドの時は、谷の最高値と最安値でフィボを引きます。

フィボナッチリトレースメントひき方

MT4でフィボを引く場合は、以下のチャート画面左上の赤マル部分「フィボナッチツール」部分をクリックします。

基本的にはひげの先端も含めてフィボを引く方が多いとされています。

フィボナッチリトレースメントの引き方のコツ

為替相場でよく意識されるフィボナッチ数

調整の戻りとしては、一旦の目途となる数値。
上昇の場合は、38.2まで戻せば更なる高値更新していける調整と見れることが多い。
(23.6を明確に抜けてきたら、38.2まで価格が進むことが殆どです)

フィボナッチ・リトレースメントの便利な設定方法

  • 「%$」と記入することで、フィボナッチ数の横に価格を表示できる

フィボナッチ設定

以下フィボナッチレベル設定の「説明」箇所です。 フィボナッチエクスパンションの使い方と手法

上記箇所に「%$」と記入してみました。

フィボナッチ価格表示

以下のようにフィボナッチ・リトレースメントを引くとフィボナッチ数の横にその価格が表示されます。 フィボナッチエクスパンションの使い方と手法

上記の場合は「104.286」がそのラインの価格となります。

過去チャートで検証しまくることで

どういったチャート状況でどれだけフィボナッチ数列が意識されているかや、 フィボナッチエクスパンションの使い方と手法
どういったチャート状況だとどこまで戻していきやすいかなど、
様々な過去チャートを検証してチャート分析力を向上させていきます。

フィボナッチを使ったFXトレードロジック教材

まさにフィボナッチトレードと呼ばれる手法の赤本FXは、フィボナッチ使いにはマストだと思います。
フィボナッチを使って固い所だけを利益にしていくトレード手法は、かなりいいです。
これだけやってると、成績もかなり安定すると思います。

専業トレーダーが明かす「FXで勝てる」フィボナッチの使い方

フィボナッチいろいろ

800px-Leonardo_da_Pisa


ドゥオモ広場にあるフィボナッチさんの像 フィボナッチエクスパンションの使い方と手法 wikipediaより

0, 1, 1, 2, フィボナッチエクスパンションの使い方と手法 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233….

0 + 1 = 1
1 + 1 = 2
1 + 2 = 3
2 + 3 = 5
3 + 5 = 8

最初のいくつかの数字を除き、ある数字と次に続く数字の関係を見てみると面白い関係にあります。
どの数字も次に続く数字の 0.618 倍となっているのです。
たとえば、144 ÷ 233 = 0.618 となります。
それはどこをとってもそうなっています。

また、ある数字と2つあとの数字を比べると別の法則があります。
どの数字も、2つ後の数字の 0.382 倍になっているのです。

なぜFXでフィボナッチ数列を使うの?

2014-11-10_23h21_18

まずは、自然界にあるものがフィボナッチ係数やフィボナッチ比率になっているというのです。
例えば花弁の数とか、雪の結晶の比率とか、木々の葉っぱの縦横の比率なんかがフィボナッチになっているというのです。

ピラミッドとスフィンクス

さらに、ピラミッドやスフィンクスなど、人間が作ったとは思えない神秘的な建造物の構造に現れる比率も「フィボナッチ比率」になっているそうです。

FX市場や株式市場の値動きはどうでしょうか?
相場というのは、不特定多数の参加者の感情が渦巻いた結果として起きる現象です。
ある意味ひとつの自然現象ととらえても良いかもしれません。

相場に自然現象的な要素があるのであれば、
チャートに現れる値幅の比率が「フィボナッチ比率」になる傾向があってもおかしくないのではないか?
という考え方が、フィボナッチを利用するトレードの根拠です。

チャートも自然現象?

フィボナッチを使ったトレード手法に使われるフィボナッチ比率

フィボナッチリトレースメントに使われる比率

フィボナッチリトレースメントとは、押しや戻しの比率のことです。詳しくはこの後で解説します。
0.236、0.382、0.500、0.618、0.786
このうちで主流なのは0.382、0.500、0.618の3つです。

フィボナッチエクステンション(フィボナッチエクスパンション)フィボナッチエクスパンションの使い方と手法 やエクスターナルリトレースメントに使われる比率

トレンド相場がどこまで伸びるか?を計る比率です。
1.272、1.618、2.618が良く使われます。
その中でも一番よくつかわれるのは1.618です。

ほとんどの業者のチャートソフトがフィボナッチツールを装備しています。
ですから誰でも一瞬でチャートにフィボナッチのラインを表示できます。
もちろん、MT4もフィボナッチツールを標準装備しています。

フィボナッチ・エクスパンションの使い方と値幅論を使った効果的なFXの利益確定方法とは

フィボナッチ・エクスパンションの使い方と値幅論を使った効果的なFXの利益確定方法とは

とある通貨ペア日足チャート

とある通貨ペア2時間足チャート

とある通貨ペア4時間足チャート

  • 100%(N計算値)
  • 138.2%(フィボナッチ・エクスパンションのレジスタンス)
  • 161.8%(V計算値)
  • 178.6%(E計算値)

とある通貨ペア日足チャート

  • 100%(N計算値)
  • 127.2%(V計算値)
  • 138.2%(フィボナッチ・エクスパンションのレジスタンス)
  • 161.8%(E計算値)

とある通貨ペア日足チャート

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